八幡浜漁協が監査で7億円の赤字が浮上し財務管理委員会を設置

赤字決算が続く八幡浜漁協(井上幸信組合長)は21日、同組合で県や八幡浜、西予両市、伊方町、県信連などからなる財務改善委員会の初会合を開き、経営改善に向けた計画づくりについて協議した。計画策定は、負債を、有利な国の起債に借り替えるための再建計画。今年6月の通常総会で同漁協は赤字を2417万2千円としていたが、国の監査法人による監査の結果、累積赤字や未収金、貸し倒れ引当金不足、将来発生する事業費用を含め、改善が必要な赤字見込みとして約7億円を示したという。関係者によると、債務超過には陥っていないものの、井上組合長の経営責任を問う声が強く、28日の理事会で新体制を協議するものとみられる。
 
12月25日午後11時 八幡浜新聞


2012年12月25日

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