新聞記者として活躍する傍ら、伊予史談会設立や史書の翻刻出版などで愛媛県における郷土史研究の礎を築いた西予市三瓶町鴫山出身、曽我鍛氏(正堂、1878〜1959)が戦前、ふるさと鴫山を中心に、明治から昭和にかけての山村の日常生活や年間行事、伝承記録などを綴った随筆「ふる郷もの語」がまとめられた。曽我氏の孫にあたる健さん(64)=八幡浜市国木=が新聞連載された随筆を集め、同名本を刊行した労作―。現在に伝わっていない廃れた記録も多く、研究者たちは「地方の民俗史をひも解く上でも一級の資料」と高く評価している。
5月12日午後8時 八幡浜新聞
曽我鍛著「ふる郷もの語」没後半世紀を経て刊行
2011年05月12日
