モデルは忠八翁考案の玉虫型飛行器

 ?飛行機の父?二宮忠八翁(1866〜1936)が考案した「玉虫型飛行器」をモデルに、2年後の有人飛行を目指している愛知県名古屋市立工業高校の生徒たちが12日、八幡浜市を訪れ、市民図書館に展示している同器の模型や1991年に八幡浜青年会議所(JC)が動力エンジンを搭載して制作した復元機などを見学した。また当時、生徒とともに復元機制作にかかわった県立八幡浜工業高校の矢野智教諭からの技術的な体験談などに耳を傾けた。
 高校生の飛行機づくりは、将来の技術者育成と航空産業への関心を高めてもらおうと、財団法人・中部科学技術センターが航空関連企業などと連携し、「航空機産業の次世代を担う工業高校生育成事業」として実施するもの。今年度から生徒たちは設計〜制作に取り掛かり、2012年度内に有人飛行を行う。

6月14日午後8時半 八幡浜新聞


2010年06月14日

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